R*A*P / THE☆SHOW☆宇宙-3rd stage-(2005.5.8 SHIBUYA O-EAST)

なんで、ラプだけ長文なんじゃー、という意見は受け付けませんのであしからず。

生で見るのは約半年ぶり。ワンマンライブに至っては実に1年近くぶりになります。関西に来ないしねー(不満炸裂)

セットリストは(例によって例のごとく)記憶力の良い方におまかせするとして、演奏曲は以下の通り(だと思います。多分。ちなみに順不同)

歪んだ世界
幸福あれ!
残像フィルム
SILENT SIREN
独りかくれんぼ

五月雨
てんやわんや
他愛
No?フィクション
指切りげんまん
Gamble Wonder Land

天使と戦士
ウハウハ

風まかせ
あいたい時に会えなくて

・春だから
とりあえず、MCに「春だから」をつけて、なんでも春のせいにしてました(笑)Rickyビーム(爆)のときも「春だから(誰も気にしないよ)」という理由で「当たったら宇宙人のポーズをすること」・・・・・・ちなみに「宇宙人のポーズ」とは、人差し指を立てた手を頭上に向かって交互に上下させるポーズのこと。足も(ガニ股気味に)上げるとなお「らしく」なるようです。・・・・・・・何でこれが宇宙人なのかは突っ込んじゃいけません。ほら、春だし・・・・・・。

・春だからお花見をしました
MCネタ。メンバー3人一緒に花見に行ったそうで、JET「りっさん(注:Ricky)があんまりオカマオカマ言うから脱いでやりました(男らしいところをみせました)。」なんでもパンツ一丁になったそうな。Tyler「花見に行ったらじぇっさん(注:JET)が脱ぎました。りっさんは・・・言うまでもありません(注:「脱ぎました」と同義)。・・・・・・(この2人は)ポジティブにキモい!」ここで、Tyler絶叫。「僕は思いました。こんな大人になりたくねー!」T「・・・・・・花を見に行き肌を見た」
オチも決めて、この勝負Tylerの勝ち。←勝負じゃない

でもJETさんのベースの弾き方はかなり男っぽいと思うんですが(フォロー)

・春だから宇宙人で
Rickyビームも宇宙人なら「指切りげんまん」の前振りも宇宙人。「指切りげんまん、嘘ついたら渋谷のスクランブル交差点を宇宙人の真似で渡らせる」・・・だそうな。

・春だからお誕生日の人もいます
アンコール時、Tyler、JETの順番に登場した後、最後に火の点いたろうそくが立てられたケーキの乗ったワゴンとともにRicky登場。R「この中に5月生まれの人がいます・・・・・・・タイちゃん!(注:Tyler)確か5月13日生まれでしたね!」それを聞いたTyler、マイクが音から離れた場所で「うそー、うそー」を連発(この時点でかなり涙目)会場の全員で「HAPPY BIRTHDAY」を合唱。さらに感極まって泣き出すTyler。とうとう、メンバーに抱きついてしまいます。実に初々しい反応でありました。このあたり完全に素に戻ってました(^^;その後のコメントで「去年はメンバーにも忘れられていたのに・・・」と曝露してしまい、慌ててフォローする場面も。

・春だからゲストもいます
アンコールにはアレンジ担当のスコッティさん(朝井泰生氏)が花束を持って登場。Tylerの成長ぶりを「上から見ててくやしかった」と絶賛。「JETも成長したよね」と言っているのを聞き、RickyRickyは?」S「まだまだ(笑)」←この後「うそうそ」とフォロー
MC後、アコギを手に「残像フィルム」の演奏に参加されてました。

・幸福あれ!
最新のミニアルバムについて、RickyがMCしていました。前回(「No?フィクション」)が重かったので、今回は明るく、とのこと。ただ、聞き流されたくなかったので、歌詞に気を遣った、というような内容だったと思います。実際、今回のアルバムは曲は明るめでも「強い」(というかネガティブで印象に残る)ことばを使っているなという印象はあります。

・歌うことや生きること
やはりR*A*Pのライブでも触れられたのが尼崎の脱線事故。ニュースを見て、その大変さを案じたり、自分が巻き込まれなくて良かった、と思ったり、(そういうことを考えるような)こんな自分が生かされていて良いのかと思った、というようなことを言葉を選びながら話すRicky。聞きながら、「自分が生き残ってしまって良かったのか、という思いが日々強くなる」という脱線事故の生存者の方のインタビューを思い出してしまいました。また、Rickyは「独りかくれんぼ」の歌詞を書いて、これまでの自分のことを正面から見つめることになったので泣いてしまった、ということも話していました。「臭いものに蓋をしてずっと生きていけるわけはない」ということも。毎回前向きな内容の話を(やわらかい言葉で)しているRickyですが、今回は少し「大人の」というか「少し厳しい」話をしていた気がします。

・次のツアーもあるでよ
ということで次のツアーがあることも発表されて、涙あり笑いありでライブは幕を閉じたのでした。着実に演奏は良くなってきていると思いました。「光」でいきなり2番から歌いはじめてしまい、会場の度肝を抜いていた人が若干1名いましたが。