RIDER CHIPS / 「おとなかい?」TOUR (2005.12.1 バナナホール)

チケットにはfeaturing Ricky、とありますがMCにてRickyが正式メンバーとして加入、とアナウンスされましたので、あえて「RIDER CHIPS」で。


観客の分布予想は各アーティストのファン>ライダーファンでした。これは多分間違ってなかったでしょうね(^^;しかし、観客の平均年齢は結構高かったような。思ったよりもライダーファンが多かったかな。あと親子連れもいました。親子向きの公演ではないような気も(^^;ライダーの人形持参の男性もいました。しかもレンゲル。なぜレンゲル。いや、いいけど。

影アナの女性の声が開演を告げ・・・あれ?何か途中で悲鳴になってますが??と思った途端、(ベタに)ショッカー登場。「RIDER CHIPSにはライブをさせん」とか何とか言ってます。そこへ(ベタベタに)ライダー登場。えーと・・・1号・・・2号・・・?どっちでした?(新旧の区別もつかないし(笑))きっちり倒してライブ開演。ちなみに、ここのショッカー、妙にネタが新しい。「イー!」ではなく「フォー!」が多用されてるし(爆)、「あるある探検隊」ネタはやるし、「チッチキチー」だし(笑)
しょっぱなから「フォー!」だったので、後々まで妙なノリが続くことに。ちなみにライブ中盤でも登場しました。ライダーとショッカー。

アルバム「おとな買い」収録曲メインで、「レッツゴー!!ライダーキック」(1曲目)なんかも演奏しつつ、MCもがっちり挿入しつつ、という感じのなかなかボリュームのあるライブでした。さまざまなアーティストが歌っていた曲をきっちりこなしてましたRicky。これは絶対はずさないだろうなと思っていた「The People With No Name」(原曲のボーカルはm.c.A・T)、「Sitting On The Dynamaite」(原曲ボーカルは橋本仁)は予想以上だったし、ROLLYボーカルでかなりクセの強い「Deep Breath」(確かアンコール1曲目)もなかなかのものでした。でも一番違和感がなくて驚いたのは(自身がボーカルを取っている曲以外では)「果てしない炎の中へ」(原曲ボーカルは寺田恵子)でした。インストアイベントでも歌っておられるようなので歌いなれてるということもあるんでしょうけど、きっちり自分の曲になってますよりっさん!驚きました。大ラスに歌っていた「鞄」(原曲は大槻ケンヂ)はやっぱり綺麗めになってしまってましたけど。でも、リハとレコーディングとでR*A*Pとはテイストの違う曲をやり続けてきたせいか、喉がよく開いているというかちょっぴり声が太くなってた気がします。なんでもレコーディングで終わってみたら「知らない自分がいた」そうなので。

MC。RickyさんはRIDER〜でのキャラクターを模索中(笑)フロントマンなので主にMCしなければなりませんが、大先輩がたに囲まれてるせいか、ちょっぴり気を遣い気味にMCしてました。でも一番インパクト強かったのは、Rickyよりもリーダー(ですよね?)野村さんの夢話。
「大阪だと思うんだけど、ライブやって、ご飯食べて、いつもどおりに『この後飲みに行く人ー』とか言ってて、Rickyに『行く?』って言ったら、Rickyのマネージャー(→from寺沢功一オフィシャル)がこのへん(よっちゃんの顔のすぐそば)まで来てRickyは連れていかせません!!』って(笑)・・・・・・あっ、Rickyは(夢に)出てこなかったよ」「(Rickyが夢に出てくると)目の辺りがどうしても思い出せないんだよねー(←なぜかここでキーボードの渡部チェルさん大爆笑)」
そこで(?)逆襲のRicky。「(「歌詞を覚えるから」という理由でほかのメンバーと飲みに行かずに)部屋に戻って、TVをつけたら『バックトゥザフューチャー3」がやってて、なんとなくみてたら(Rickyの部屋で)『部屋飲みしよう!』と連絡が来てメンバーが来たんですよ。(てらちんは泡盛を持参してきたらしい)そしたら、てらちんさんと野村さんが寝ちゃったんですよ。で、JOEさんとふたりでバックトゥザフューチャー観てて。」(中略)よっちゃん「やべ!俺寝顔見られたの!?」Ricky「みました。ふたりの写真撮りましたよ!鼻の穴に指入れたやつ(このあたりでRickyとJOEさん勝ち誇る(笑))」
えーと、メンバーは仲が良いようです(笑)

しょっぱなの「フォー!」のせいで変なノリになってしまったメンバー。アンコール時に妙なポーズで登場してよっちゃんに「JOEはこんなキャラクターじゃなかったはず!」と言われてしまうJOEさんや、「Super Human」のコーラス部分でポーズ付き「フォー!」で客席を煽ってしまうRicky(あの腕のむっちり具合が妙にHGに似ていてちょっと_| ̄|○になったのは内緒にしてください)とか、ほかにも色々印象深いことがありましたが、まあこのくらいで。

キャリアのある人々なので、音的には問題なし、あとはRickyがんばれ!という感じでしょうか。よっちゃんが「また大阪に来る」と断言しておられましたので、次はさらにこなれた音と歌を聴かせていただけるものと期待しております。