読了本。

軽装版 精霊の守り人 (軽装版 偕成社ポッシュ)

軽装版 精霊の守り人 (軽装版 偕成社ポッシュ)

用心棒を生業とするバルサは、川に転落した皇子チャグムを救う。チャグムはこの世のものではない「何か」をその身に宿しており、そのため父である帝から命を狙われていた。チャグムの母、二の妃からチャグムを連れ逃げてほしい、との依頼(というよりはほぼ脅し)を受け、旅立つバルサとチャグム。やがて、チャグムの身に宿る「何か」は国家を揺るがすほどの存在であることがわかり…。

以前からネットの読書系、書評系サイトでちらちらと書名を見かけてたので、なんとなく気にはなっていました。でも、ベストセラーだからといって自分に合うとは限らないしなー、などと思っていました。それでも、(自分にとって)「ハズレだったら売っ払えばいいや」と思って購入。約半年放置のすえ、おととい読み始めたら、さっくり嵌りました(笑)
地に足のついたファンタジーという感じでしょうか。いわゆる「キャラ萌え」とは違う、登場人物に血が通っている感じが気持ちよいです。(キャラ萌え系の小説も楽しいですけどね(笑))あとは昔子供のときに感じてた「物語を読むわくわくした気持ち」も常についてきて楽しませて頂きました。

というわけで、佐々木丸美の「館」シリーズといっしょに続編の「闇の守り人」もぽちっしてしまいましたorzまた本が増える…。