読了本。

はい、泳げません (新潮文庫)

はい、泳げません (新潮文庫)

かなづちの筆者が泳げるようになるまでを綴ったエッセイ。本文中に出てくる筆者と同じかなづちの学者がいかに自分が泳ぎに向かないかについて滔々とかつ学術的に語る場面が妙におかしい。ひとことでいえば「へりくつ」なんですけど。筆者もなんだかそこまで考えなくてもいいんじゃ、っていうことまで考察してしまうひとでこれも笑えます。そして、筆者の水泳のコーチもタダモノではない。