読了。
- 作者: 高野史緒
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1998/10
- メディア: 単行本
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世界には既にインターネット網が広がっている20世紀初頭の帝政ロシア。帝国ネットワーク管理省の研究所で生まれたヴァーチャルなダンサー「ヴァスラフ」。やがて伝説の存在となっていく「彼」と「彼」を望み破滅していく人々。
「ムジカ・マキーナ」、「カント・アンジェリコ」に共通する世界観をもついわゆるサイバーパンク音楽SFとでもいうのでしょうか。10年ぶりに読んだのでほとんど内容を忘れてました。要は「ニジンスキーがヴァーチャルな存在だったら」というお話、かな。こう表現すると身も蓋もございませんが。今読むとヴァスラフという存在の空気感がたまらん。
そういえば、長く本出てませんね。高野氏。
エチエンヌ・シリーズ 1 アンチ・キリストシンフォニー (ホーム社漫画文庫) (HMB M 7-1)
- 作者: 水星茗
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2008/06/18
- メディア: 文庫
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物語的にはそんなに古く感じないのはすごいかもしれん。わたしは、ずっと少女まんがらしい話だと思ってましたけど、作者の書き下ろしトークを読むとそうはとらえられてなかったようで(^^;
別にマニアじゃないですけど、このシリーズといいトリブラといいDグレといいローゼンクロイツに縁があるな私。