読了。

お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

金融リテラシー分散投資の必要性を説き、金融商品をざっくりと解説した本。類書を何冊か読んでいたので、目新しいところは特にありませんでした。しかし、えらそうなこと書いててもわたくしの金融リテラシーは…(沈没)

勝間本は大きい書店だとどこでも複数の既刊が平積みにされてて、あの顔(の写真)を見ずにビジネス書の棚を通り抜けることができない今日この頃です。

GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)

GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)

ヨーロッパの小国ソヴュール。日本からの留学生、久城一弥は今日も大図書館の最上部にある植物園へ行く。そこには、妖精のような容姿にそぐわぬ老女のようにしわがれた声をもち、パイプをくゆらせ本を読む不思議な少女、ヴィクトリカがいた。

桜庭一樹ライトノベル作品。購入してから長く放置していました。
ヴィクトリカの口調が(翻訳版の)ホームズっぽい。雰囲気も古い探偵小説の翻訳書を彷彿とさせる感じで、ほんのり懐かしい雰囲気が漂っています。多分、私くらいの世代(もしくはさらに上)の人だったら、こういう雰囲気の本を子供のころに読んでるんじゃないかな、という感じがします。ラノベというよりは、ジュブナイルと言ったほうがしっくりくる感じ。ヤングアダルトでもなくて。個人的には、この内容だったらもっと渋めの装丁で、ラノベ読まない人にも手に取りやすくした方がいいんじゃないの?と思いますが、今年(角川文庫に移って)出るらしい新装版も挿絵は同じ方が担当されるようです。いや、かわいいとは思うんだけど、店頭では買いにくいです…。

そして、今画像挿入しようとはまぞうで確認したら、英語訳が出てることが判明。ラノベも輸出されてるんですね(そういや、トリブラも英語版と確かフランス語版があったような)