勝てる読書

勝てる読書 (14歳の世渡り術)

勝てる読書 (14歳の世渡り術)

歯に衣着せぬ書評で知られるトヨザキ社長のブックガイド。
「14歳の世渡り術」というシリーズのうちの1冊ということで、この世代に向けた本を紹介………あれ?何かいつもの社長の書評とあんまり変わらないような気がするよ?

やはり外国文学多めで14歳相手だからと言って、(ほんのちょっとだけしか)手加減しないセレクト。そして、挙がっている本のほとんどを読んでいないわたくし、とそれはどうでもいいか。

とはいえ、自分が忘れているだけで、実はこの年頃って頭が柔らかいので多分ぐんぐん吸収できてしまうんだと思う。
吸収してくだらない大人に「勝てる」ようになってくれたまい。

そして、かつて14歳だった私はメディアマーカーにいそいそと紹介されていた本を登録するのだった。

鳥類学者のファンタジア

鳥類学者のファンタジア (集英社文庫)

鳥類学者のファンタジア (集英社文庫)

ジャズピアニスト、フォギーこと希梨子の演奏中、そばに現れた女性は1944年にドイツで消息を絶った祖母だった。光る猫パパゲーノに導かれ、希梨子はナチス支配下のドイツへ旅立つことになる。

奥泉光でございます。
ナチス支配下のドイツ、ロンギヌスの聖槍、フィボナッチ数列、ドイツ神霊音楽協会、宇宙オルガン、水晶宮ピュタゴラスの天体などいかにもSFやファンタジー、伝奇小説らしいアイテムてんこもりなのに、どこか緩さを感じるのは語り手で主人公の希梨子のせい(おかげ?)なのでしょう。これだけのアイテムがあれば、思い切り耽美な物語になりそうなのに、日常をばんばん持ち込んでくれて(慣れないガーターベルトで足が痒い、とか)思わず笑ってしまうことが数えきれず。希梨子の「弟子」こと佐知子ちゃんもそれを加速させちゃってどこにいくのこれ?と思っていたら、最後に驚かされることに。

ジャズに詳しければさらに楽しめただろうな。残念。

iPhone4交換(追記)

新しい端末に交換になった場合、交換前の端末に液晶シートなどが貼ってあれば、ジーニアスバーの担当者が貼り替えしてくれます。

私の場合、液晶保護シートと背面用のいわゆるデコレーションシートの両方を貼り替えてもらいました。

さすが、数をこなしているだけあって早い。お兄さんやりにくいかなー(いや、見られ慣れてるか)と思いながら手元を凝視してしまいました。

ふと思い出したので書いてみた。

AppleCare Protection Plan for iPhone

先月、iPhone4が本体交換となったことから加入(購入)しました。
この調子で使っていくと、またホームボタンがへたりそうな気がするので。

権利を行使しないまま、機種変更まで無事動いてくれますように。
ソ○ータイマーのごとく、保障切れた途端に動かなくなったりしませんように(と縁起でもないことを)。

それ以前に、2年目の保障が切れたときにはまだ新機種が出てくれていないということもありうるのか。

ま、そのときはそのときか。

GOSICK VIII / ふむふむ−おしえて、お仕事! / バチカン奇跡調査官I,II

最近の読了本。

GOSICK、テレビアニメと同時完結…の予定が上下巻の分冊になり、原作の完結の方が遅くなりました。アニメは大団円でしたが、「だって、桜庭一樹だし」と原作の大団円を疑ってかかっていました。蓋を開けてとりあえずは安心。
最終巻は、エピローグ以外はジュブナイルというよりほんのりメロドラマのかおりが漂っておりました。
しかし、ドリルグレヴィールが男前(というか漢前)になっていて、ものすごく驚いた。

ふむふむ―おしえて、お仕事!

ふむふむ―おしえて、お仕事!

靴職人、ビール職人、漫画家アシスタント(いわゆるプロアシスタント)、大学研究員、お土産屋、編集者などさまざまな職業の女性16人が登場するインタビュー集。ひとの仕事の話って面白いですね。本文中にも確か記述があったと思いますが「会社員」であってもひとくくりにしてはいけないなと。本当に仕事の内容は千差万別。

バチカンに寄せられる「奇跡」とされる事象を調査する若き神父、平賀とロベルトを中心に展開するミステリー。現在は、ホラー文庫でシリーズ展開されているので、内容もややそちら寄り。

バチカン奇跡調査官
バチカン奇跡調査官  Truth2 サタンの裁き
ちなみに私が読んだのは単行本(ソフトカバー)版なので↑
1巻はともかく2巻で伏線もなく唐突にロベルトの出生の秘密が出てきたり、事件の黒幕逃亡のトリックがご都合主義的だったりと物語の展開が雑なのですが、キャラクターの魅力がそれを補っています。補ってなお余りあるといった感があります。深夜枠でアニメ化されても多分驚かないぞ私は。

iPhone4交換。

1ヵ月ほど前からiPhone4のホームボタンの反応が悪くなり、ネット界隈で噂のデコピンによる埃除去もほとんど役に立たなくなりました。
ほぼ依存と言っていいくらいiPhoneを使っているので、これはまずい、とジーニアスバーを予約、心斎橋のAppleStoreに行って参りました。

みてもらった結果、案の定本体交換に。
ただ、ジーニアスバーに行ったのが連休翌日の7/19だったため、交換用端末の在庫が店舗になく連絡待ちとなりました。

しかし、翌日の夕方にはやくも連絡の電話があったので、ジーニアスバーに行った2日後には交換用端末を手にしていました。

現在は快調です。
そういえば、ジーニアスバーのお兄さんもデコピンによる埃除去のことはご存じでした。「Twitterに書かれてますねー」と。