Dir en grey / TOUR07 THE MARROW OF A BONE(ATCホール)

ATCホールは音楽イベントにも使用されてはいるようですが、本来は展示ホールやセミナー用ホールとして使用されているようです。なので、ちょっと音の反響の仕方が独特だったような。


会場に入る直前に目にしたのは大量の黒いゴミ袋の山。何事かと思ったら、観客が預けた荷物…でした(ところどころから傘が出ていたのと、袋に番号札がついててわかった)。整然と並べられたゴミ袋は圧巻。写真撮りたかったくらい(笑)

千葉(幕張)、大阪は数千人規模のオールスタンディングということで普段のライブでは観られないようなお客さんもちらほら。極端に年齢が若いとか極端に年齢が高いとか親子連れとか。

開演はほぼ定刻どおりでした。
そして、たいてい3曲程度で置かれていたブレイクもなく、怒涛の様に演奏が続くスタイルのライブ。

演奏曲は、「THE MARROW OF A BONE」収録曲以外には、Merciless Cult、C、朔-saku-、dead tree、THE FINAL、OBSCURE、THE IIID EMPIRE、ain't afraid to die(!!!)。MCなども特にあるわけでもなく、今回はアンコール時の登場も早かったのでかなり早く終了してしまいました。時間的にはちょっと物足りない気も。
でも、かなり濃いライブだったと思います。
久しぶりに観たDirさんは、さらに重くなってました。音も存在感も。ずっしりくる。
観客とのコールアンドレスポンスもすっかり様変わりしたなと。かなり自然発生的なものが多くてそれがまた楽しいんですよね。
ain't〜では演奏後に拍手が起こったりしてたし。「艶かしき安息、躊躇いに微笑み」の後にain't〜が演奏されたのですが、私にとっては最強コンボでした。やられた!という感じ。

今回は風邪で行けるかどうかちょっぴり怪しかったんですが、行けて良かった、と心から思えるライブでした。
次の国内のツアーはいつになるんだろ。