読了。

となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ)

となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ)

これも長く放置していた本。でも読み出したらほぼ一気読み。
筆者が経験したクレーマーに関する実例(かなり多彩)とその対応について書かれた本です。
ほんの少しですが、いわゆる「モンスター」(この本ではそういう表現は用いられていません)に関する記述もあります。
もっと早く読んでいれば、前職で役に立ったかも。

競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)

競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)

ざっくりと一読。フィンランドではきちんと母語を学ぶ時間をとっているのですね。海外から(親の仕事の都合などで)やってきた生徒にも母語を学ぶ時間を設けたうえでフィンランド語を学ぶ時間を設けてあります。
日本は結構母語教育が軽視されているような気がするんですが。「日本人で日本で育っているのだから、日本語が理解できていて当たり前」という風にとらえられているんだろうとは思いますが、実はぜんぜん当たり前じゃないような気がします。おとなになってからそれを痛感しています。
英語英語いう前に日本語を、って思うんですけど。そして、英語やるならあの役に立たない学校英語をどうにかしてくれ、と。